注文住宅が完成するまでの期間は?準備~完成までの流れを解説

公開日:2024/10/01
注文住宅 期間

注文住宅の建築を検討している方の中には、完成までに必要な工程や、かかる期間について気になる方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では、注文住宅を建てる工程と必要な建設期間、準備から完成までの流れ、注文住宅の完成を早めるためのポイントなどについてくわしく紹介していきます。

注文住宅を建てる工程と必要な建設期間

まずは、注文住宅を建てる工程とそれぞれの工程に必要な期間について、簡単に紹介します。はじめに、1か月~3か月程度を目安に、住宅に関する情報を収集しておおまかな予算を決めていきます。

次に、3か月~6か月を目安に、ハウスメーカーや工務店の選定・土地探し・住宅ローンの事前申請などを並行して行います。その後、2~6か月を目安に、希望の住宅会社と契約を結んで住宅ローンの本申請をします。契約を締結したら、3~6か月程度かけて建築工事が行われます。工事が無事に終わって住宅が完成したら、1か月を目安に新居へ引っ越しましょう。

ここで紹介したのは土地探しから始めるパターンなので、すでに土地がある場合などには期間を短縮できる可能性があります。しかし、一般的には、8~15か月程度はかかると考えられています。

一方、土地探しが難航した場合や設計プランや設備の決定に時間がかかった場合には、情報収集から完成までに2年程度かかることもあります。

準備から完成までの流れを紹介

ここからは、注文住宅の準備から完成までの流れをくわしく紹介します。

情報収集と予算の決定

まずは、さまざまなハウスメーカーや工務店のHPを見る、資料を請求する、見学会に参加するなどの方法で情報を収集します。情報収集の段階で、どのような家を建てたいかを具体的にイメージしておくと、その後の打ち合わせがスムーズになるというメリットがあります。

理想の間取りはもちろん、家族でこだわりたいポイントなどもよく話し合っておくとよいでしょう。建てたい住宅をイメージできたら、だいたいの予算を計算しておきましょう。予算をたてることで建築費用の相場がわかるようになる、複数の住宅会社の見積もりを比較しやすくなるといったメリットがあります。

ハウスメーカーや工務店を選び、土地を探す

次に、建築を依頼したいハウスメーカーや工務店を選ぶと同時に土地探しをスタートします。会社のコンセプトや得意な工法、デザインなどが家族の希望とマッチするかどうかをポイントに選んでいくとよいでしょう。

ある程度の候補がしぼれたら、それぞれの住宅会社に見積もりを出してもらいます。なお、土地探しの方法は、不動産へ依頼する方法とハウスメーカーや工務店に依頼する方法があるので、都合のよい方を選ぶとよいでしょう。

住宅ローンの事前申請

住宅の建設に必要な費用がわかったら、金融機関へ住宅ローンの事前申請をします。事前申請を行うことで、借り入れ可能な金額がだいたいわかります。なお、事前審査にかかる日程は3、4日~1週間程度とされています。

契約と住宅ローンの本申請

その後、借り入れ可能な金額をふまえて建築費用を決め、より詳細なプランを練っていきます。そして、最終的に依頼する住宅会社が決まったら契約を結びます。契約の締結と同時に、住宅ローンの本申請も行いましょう。本申請による本審査では細かい部分までチェックされるので、結果が出るまでに2~3週間程度かかります。

なお、工事が開始すると大きな変更は難しくなるので、間取りについてはこの時点でしっかりとチェックしておくことが大切です。

工事開始

契約を結んだ後は、ついに工事がスタートします。このとき、工事の安全を祈願する地鎮祭を希望する場合には着工前に予定しておきましょう。また、車の出入りや騒音によって迷惑をかける可能性がある近隣の方への挨拶まわりは着工前にすませることがポイントです。建設過程を自分の目で確認したい場合は、こまめに現場を見にいくといいでしょう。

なお、骨組みが完成したタイミングで行う上棟式を希望する場合には、早めに住宅会社に相談しておくとスムーズに日程調整ができます。

完成・引っ越し

住宅が無事に完成したら、完了検査と内覧が実施されます。そこで特に問題がなければ、登録手続きをした後で物件が引き渡されます。引き渡し後は、家族のスケジュールに合わせて引っ越ししましょう。なお、このタイミングで住宅ローンの決済も行われます。

注文住宅の完成を早めるためのポイント

最後に、注文住宅の完成を早めるためのポイントを3つ紹介します。

完成までのスケジュールを決めておく

1つめは、引っ越しを希望する時期から逆算して、完成までのスケジュールをざっくり決めておくことです。スケジュールを決める際には、各工程で遅れやアクシデントが発生することも考慮して、1か月程度の余裕をもたせておくのがポイントです。

土地探しは期限つきで行う

2つめは、土地探しは期限つきで行うことです。また、予算、立地、周辺環境など、すべての希望を満たせる土地を探すのは非常に難しいことなので、家族で話し合って優先順位を決めておくとよいでしょう。

なお、家を建てたいエリアに関しても、ひとつに絞らずにいくつかの候補をあげておくのがおすすめです。

家族で相談してこだわりポイントの優先順位を決める

3つめは、家族で相談してこだわりポイントの優先順位を決めておくことです。注文住宅は家族の理想をつめこめるのが魅力ですが、家づくりにおいてもすべての希望を満たすのは難しいものです。予算や機能、デザインなど、何かを妥協しなければならない場合に、こだわるポイントの優先順位が決まっているとスムーズです。

また、プランの設計中に家族の意見がわれて時間がかかることを防ぐためにも、事前に相談できる部分は話し合っておきましょう。

まとめ

注文住宅は、家族のこだわりを取り入れながら理想の家づくりをできるのが大きなメリットです。その一方で、住宅会社の選定や土地探し、設計プランや設備の決定など、考えることややることが多いという特徴もあります。そのため、建売住宅を購入するよりも多くの時間がかかります。この記事では、注文住宅が完成するまでの期間や、準備~完成までの流れ、完成を早めるためのポイントなどについて解説しました。参考にしていただければ幸いです。

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